2008/08/19 Tue
棚沢の獅子舞
7月の終わり、川乗山に登って鳩ノ巣に下山した際、伐採された急斜面を熊野神社に降りる道が分かれていた。
なんとなく、開けた景色と熊野神社という名前に惹かれて、と言うより
一刻も早く集落に下りたいという気持ちが一番強かったのかもしれないが、そちらの道に進んだ。
これが結構急斜面で、散々山を歩いてきた足には応えたが、何とか熊野神社の境内に降り立った。
みると、境内には、ちょっとした広さの庭があり、古い良い感じの舞台がある。
周りには石組みになった階段状の観覧場所のようなものがある感じだ。
うーん、これは…。なんとなく、ビビっと来るものがある。
一昨年の名栗の獅子舞との感動の出逢い以来、ちょっとした獅子舞フリークになっているわたし(笑)
もしかして?っと思って、近くで作業をしていらした方に声をかけた。
すると、8月の第3日曜日に獅子舞があるという。
やった〜!わたしの感は、見事に的中したのだった。
そのおじさんは、優しい笑顔で、『良かったら観にいらっしゃい』と誘ってくださった。
「はい!必ず、観に来させていただきます。」と、約束したのだった。
そして、当日、朝から小雨が降りしきっていたが、きっと、獅子舞は開催されているとの想いで出かけることにした。鳩ノ巣駅に着く頃には、雨も上がってきた。
熊野神社へと向かう踏切には、祭り提灯が下がっていた。何だかワクワクする!

棚沢の集落は山懐に寄り添うように続いている。
細い路地は坂道になって絡み合うように交差したりしながら伸びてゆく。
やがて坂を登ったその奥に、山を背に熊野神社の鳥居が見えてきた。

縁日の露店も並んで、何だか時代をタイムスリップしたような懐かしいようないい雰囲気だ。
聞き覚えのある節回しの篠笛の音色が境内から流れてくる。

小さな境内では獅子たちが舞っていた。

丹精で、年代を感じさせる渋い光沢のある獅子頭だった。
とても古くから伝わっている獅子舞なのだと思う。

緩やかな流れるような所作の舞だった。奥武蔵下名栗の獅子舞が動だとしたら、奥多摩棚沢の獅子舞は静だと感じたが、メリハリがあり、盛り上がる場面はなかなか迫力がある。

見ごたえのある舞いとスマートな獅子の顔に惹かれて吸い込まれるように見入った。

風抜けの良さそうな舞台の床下が獅子舞役者さんたちの控え室になっている。

舞い終わった獅子の衣装は物干しに干されて…控え室では人々が談笑している。

舞台の前の椅子は特等席のようだ。地元のお年寄りが、交代に座ったり、和やかな風景だ。
かつての獅子舞役者さんかしら?かわいいおじいちゃんたちです。


おじいちゃんが増えました。

またまた増えました。

舞い終わった後は

みんなで記念写真、上気した笑顔はやり遂げた満足感が弾けていた。
とても良い光景だった。

次の芝が始まる前は、準備に余念が無い。

出番を待つ獅子やささらたち

いよいよ出発。一列に舞いながら境内に進む。

こんなポーズは、かなりきついだろうなぁ

こんなポーズは、獅子というより、竜を連想させる。
体を捻じ曲げ上半身を退けぞらせて、苦しい体制だ。酸欠になりそうだと思う。

名栗には無い所作だ。

雨が落ち始め雲行きも怪しくなる。
こんな中での獅子舞も迫力満点だ。


こちらのささらは、踊りも踊る



こんな所作の違いなどを探しながら楽しく観覧する事が出来た。
わたしを含め、数人の人がカメラ片手に見物に訪れていたが、ギャラリーは地域の人だけと言う感じのこじんまりとした獅子舞だった。
そこが、また、味わいがあるように感じた。ゆったりとした時の流れに身を委ねている感じ。
古式豊かな獅子舞を守り続けている人々は、淡々と、そして力いっぱい舞い続ける。
自分たちの祭りを愛し大切に受け継がれて来たのだと思う。

さて、この辺で棚沢の集落をまわってみることにした。
ヒャクニチソウやサルビアの咲く道

コボタンズルの白い花がいたるところに咲いていた。

キバナコスモスが咲く道で

こんなかわいいワンコに出逢った。ワンコのご主人によると、2匹とももう老犬だという。

向かいの山で作業をしている人たちの姿に惹かれていってみることにした。

綺麗な小川に架かる古い木橋を渡っていく。

小さな堰もある。

作業の方に頼んで、薬師堂まで登らせていただく、薬師堂では30人近いボランティアの方々がお食事中だった。
途中から熊野神社のほうを見ると、獅子舞が演じられているのが望めた。

ボランティアの方たちの作業を邪魔しないようにすぐに下山する事にした。
タカサゴユリは清楚な花を付けていた。

咲き残ったホタルブクロは、雨に濡れて透明に透き通って、ガラス細工のよう…

こうした野の花を残して、草刈をされている。自然を慈しむ人々に感心してしまう。
もう、秋の花…

ススキもいくつも咲き始めた。

雨が激しく降り始めたので、獅子舞の最後の芝が気になったけれど家路に着くことにした。
地元の獅子舞を見れて今日は素晴らしい一日になった。
そして、人知れず山で汗を流す人々との出合いも、わたしに何かを教えてくれたような気がする。

なんとなく、開けた景色と熊野神社という名前に惹かれて、と言うより
一刻も早く集落に下りたいという気持ちが一番強かったのかもしれないが、そちらの道に進んだ。
これが結構急斜面で、散々山を歩いてきた足には応えたが、何とか熊野神社の境内に降り立った。
みると、境内には、ちょっとした広さの庭があり、古い良い感じの舞台がある。
周りには石組みになった階段状の観覧場所のようなものがある感じだ。
うーん、これは…。なんとなく、ビビっと来るものがある。
一昨年の名栗の獅子舞との感動の出逢い以来、ちょっとした獅子舞フリークになっているわたし(笑)
もしかして?っと思って、近くで作業をしていらした方に声をかけた。
すると、8月の第3日曜日に獅子舞があるという。
やった〜!わたしの感は、見事に的中したのだった。
そのおじさんは、優しい笑顔で、『良かったら観にいらっしゃい』と誘ってくださった。
「はい!必ず、観に来させていただきます。」と、約束したのだった。
そして、当日、朝から小雨が降りしきっていたが、きっと、獅子舞は開催されているとの想いで出かけることにした。鳩ノ巣駅に着く頃には、雨も上がってきた。
熊野神社へと向かう踏切には、祭り提灯が下がっていた。何だかワクワクする!

棚沢の集落は山懐に寄り添うように続いている。
細い路地は坂道になって絡み合うように交差したりしながら伸びてゆく。
やがて坂を登ったその奥に、山を背に熊野神社の鳥居が見えてきた。

縁日の露店も並んで、何だか時代をタイムスリップしたような懐かしいようないい雰囲気だ。
聞き覚えのある節回しの篠笛の音色が境内から流れてくる。

小さな境内では獅子たちが舞っていた。

丹精で、年代を感じさせる渋い光沢のある獅子頭だった。
とても古くから伝わっている獅子舞なのだと思う。

緩やかな流れるような所作の舞だった。奥武蔵下名栗の獅子舞が動だとしたら、奥多摩棚沢の獅子舞は静だと感じたが、メリハリがあり、盛り上がる場面はなかなか迫力がある。

見ごたえのある舞いとスマートな獅子の顔に惹かれて吸い込まれるように見入った。

風抜けの良さそうな舞台の床下が獅子舞役者さんたちの控え室になっている。

舞い終わった獅子の衣装は物干しに干されて…控え室では人々が談笑している。

舞台の前の椅子は特等席のようだ。地元のお年寄りが、交代に座ったり、和やかな風景だ。
かつての獅子舞役者さんかしら?かわいいおじいちゃんたちです。


おじいちゃんが増えました。

またまた増えました。

舞い終わった後は

みんなで記念写真、上気した笑顔はやり遂げた満足感が弾けていた。
とても良い光景だった。

次の芝が始まる前は、準備に余念が無い。

出番を待つ獅子やささらたち

いよいよ出発。一列に舞いながら境内に進む。

こんなポーズは、かなりきついだろうなぁ

こんなポーズは、獅子というより、竜を連想させる。
体を捻じ曲げ上半身を退けぞらせて、苦しい体制だ。酸欠になりそうだと思う。

名栗には無い所作だ。

雨が落ち始め雲行きも怪しくなる。
こんな中での獅子舞も迫力満点だ。


こちらのささらは、踊りも踊る



こんな所作の違いなどを探しながら楽しく観覧する事が出来た。
わたしを含め、数人の人がカメラ片手に見物に訪れていたが、ギャラリーは地域の人だけと言う感じのこじんまりとした獅子舞だった。
そこが、また、味わいがあるように感じた。ゆったりとした時の流れに身を委ねている感じ。
古式豊かな獅子舞を守り続けている人々は、淡々と、そして力いっぱい舞い続ける。
自分たちの祭りを愛し大切に受け継がれて来たのだと思う。

さて、この辺で棚沢の集落をまわってみることにした。
ヒャクニチソウやサルビアの咲く道

コボタンズルの白い花がいたるところに咲いていた。

キバナコスモスが咲く道で

こんなかわいいワンコに出逢った。ワンコのご主人によると、2匹とももう老犬だという。

向かいの山で作業をしている人たちの姿に惹かれていってみることにした。

綺麗な小川に架かる古い木橋を渡っていく。

小さな堰もある。

作業の方に頼んで、薬師堂まで登らせていただく、薬師堂では30人近いボランティアの方々がお食事中だった。
途中から熊野神社のほうを見ると、獅子舞が演じられているのが望めた。

ボランティアの方たちの作業を邪魔しないようにすぐに下山する事にした。
タカサゴユリは清楚な花を付けていた。

咲き残ったホタルブクロは、雨に濡れて透明に透き通って、ガラス細工のよう…

こうした野の花を残して、草刈をされている。自然を慈しむ人々に感心してしまう。
もう、秋の花…

ススキもいくつも咲き始めた。

雨が激しく降り始めたので、獅子舞の最後の芝が気になったけれど家路に着くことにした。
地元の獅子舞を見れて今日は素晴らしい一日になった。
そして、人知れず山で汗を流す人々との出合いも、わたしに何かを教えてくれたような気がする。






















































