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新しい生命の営みが山々を彩る5月
吹き抜ける風にも颯爽と自然の息吹が吹きぬける5月
そんな季節が過ぎて行きます。
今年の5月は、思い出深い季節となりました。

書きたい事は、たくさんありますが、なかなか時間が取れません。
それでも、ゆっくりとですが、書き残して行きたいと思っています。

2月初旬の名栗沢探険記…わたしの時計は春を待つ日原へと遡行していきます。
たったひとりで始めた巨樹探しの旅は、こころやさしい友人のhideちゃんと、
巨樹の森の夢先案内人のような一葉さんと出逢って、またひとつ夢が膨らみ始めました。
数百年の年月を森に生きる巨樹たちに出逢って、何を感じ何を知るのか自分でも判りませんが、その時の感動を綴って行きたいと思います。


今夜は冷たい雨が降っています。
軒を打つ、雨音を聞きつつ、最後の仕上げにペンを入れました。
こんな夜は、“レイニーブルー”聴いてます。

長い紀行文ですが、よろしかったらお付き合いください。

巨樹の森で遊ぶ 名栗沢探検記No.2

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2009.05.29 Fri l 日々の想い l COM(2) TB(0) l top ▲
何となく、レゲエのリズムって好きです。
燦々と眩しい太陽と青い海…一年中寄せ還す潮騒の音
南の国、ジャマイカのからりと明るい空と海が目に浮かぶ気がします。
いつもは山ばっかりのわたしでも、海辺にも憧れたりします。
一度も言った事もないのに、魂のルーツみたいなものを感じます。
といっても、たくさんのレゲエの音楽を知っているわけでもなく、知っているアーティストと言ったら、レゲエの神様と言われているボブマーリーとこのブッカー・Tぐらいです。

“ハナレグミ”のカバーから、この“ジャマイカ・ソング”を知りました。
何気ない日常を切り取っているような“ハナレグミ”の歌って凄く良いんですが、“ジャマイカ・ソング”を聞いた時、素敵って思いました。気だるくて伸びやかな声もいいし、レゲエのリズムも心地よくって、何だかリズムに合わせて踊ってみたくなるんです。

気持ちが沈みがちな夜には、心を軽くしてくれそう…
そんな陽気で優しい歌なんです。
よろしかったら、今宵、あなたもレゲエのリズムで…

★ハナレグミ
JAMAICA SONG

I can see children dancing
Dancing in tha sun
Dancing to the beat of the conge drum
And having so much fun
They're having so much fun
Now I can hear children singing
Singing sundey song
Singing and dancing in the aummer sun
They'er singing a jamaica song

夏の太陽の下で、子どもたちが楽しげに踊っているよ
子どもたちがジャマイカソングを歌っているよ

と、そんな歌詞でしょうか?
2009.05.23 Sat l 音楽 l COM(0) TB(0) l top ▲
夏が来る少し前の季節…
春の名残りの中に、輝かしい季節のトキメキが少しづつ、少しづつ感じられるようになる頃、
庭のケヤキは、緑の繁りを緩やかにしなやかに風に揺らせ続けている。
大好きな夏の訪れを待っているこんな季節が、何だか一番わくわくしているのかも知れない。

三年前から、この季節になると、わたしは雲取山を目指していた。
それは、雲取山の山頂直下に広がる防火帯の草尾根に咲く、小さくて輝くような黄色いスミレに逢いたいからだった。
雲取山の日原側からの登山口の一つに長沢谷から入るオオダワ林道がある。
この登山口に佇む、カツラの巨樹がある。わたしはこの巨樹に逢いたくて、毎回ここから入るのだった。

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雨樹の森…そう名付けたくらい、わたしがここに入山する時は雨が多かった。
カツラの樹は、雨がとっても似合った。
雨に濡れた逞しい幹は、いよいよ美しく、その根は瑞々しい大地に大きく張り巡らされているようだった。
そして、若葉溢れる梢は、潤んだ緑の灯火を燈しているように見えたのだった。

象の樹と名付けたミズナラの巨樹の根元に咲いた純白のギンリョウソウが、雨の雫で透明に透き通っていく姿を美しいと思った。

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登山道には、薄いピンクの小花を付けたクワガタソウが咲き乱れ、咲き残ったヤマツツジのオレンジ色が雨に濡れて、緑の森に漂う小舟のように思えるのだった。
トオゴクミツバツツジは、山道に散り敷いて、美しいピンクの花の道…ほの暗い雨の道が華やいで見えた。

雨に濡れた木々の緑は滴るように本当に綺麗で、何度も何度も見上げてはため息をついていた。
雨の森がこんなにも美しいことを知ったのもこの季節だった。

崩落した崖の上にミヤマスミレの姿を見つけ、何度も滑りながらも泥だらけになって写真を撮りにいったこと。

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頭上で囀るオオルリの瑠璃色の背中に見せられて、双眼鏡を覗いているうちに、路肩からザザッと滑り落ちてしまったり、増水した沢を渡る時に、倒木の上に乗って滑って、その枝で胸を打って肋骨にヒビが入ったりしたことを思い出す。

針葉樹の森に降る雨の匂いが、とってもいい匂いで、「ああ、尾瀬の森と同じ匂いがする!」なんて思わず呟いた事…林床の苔の中に咲いた純白のオサバグサにも感動した。

そして、やがて、岩場に咲いた小さな黄色いスミレを見つけた時の喜びは、心の底から湧き上がる思いに胸が震えた。
その時の胸の高鳴りと、雨傘を打つ雨の雫の音が、重なった事をわたしは忘れない。
思わず傘を投げ出して、しゃがみこんでカメラを向けた事、今でも思い出す。

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黄色いスミレに逢う事に、ただただ夢中だったあの日々、夏が来る少し前の季節を、わたしは誇らしく思い出している。
雨に濡れ、暗い森に少し不安だったけれど、顔をあげ、ちいさな勇気と夢を胸に歩いていたあの頃のわたしを…

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2009.05.23 Sat l 山と森 l COM(0) TB(0) l top ▲
朝、洗濯物を干していたら、何だか庭のほうが騒がしい。
どことなく、幼いヒナの鳴き声がせわしなく聞こえる。
「おや?」っと思って、思わずベランダから身を乗り出した。
すると庭の植え込みや、アイリスが育てているトマトの苗の間などを数羽のシジュウカラたちが飛び交っていた。
良く見ると2羽は親鳥で、5羽は、巣立ったばかりのヒナたちのようだった。
植え込みの中や、フェンスに止まって、時折り羽をばたつかせて餌をねだっている様子が凄くかわいかった。
中には、自分で飛び上がっては虫を捕まえて食べている子もいたり…(^^♪
親鳥は、時折り餌を与えたり、綺麗な声で囀ったりしながら、ヒナたちを促しているようだった。
飛び方のお稽古かなぁ?巣立ちの時なんだなぁ…と感慨深く見つめてしまった。
出勤前の忙しい時間だったので、カメラを取りに行く暇がなかったから、写真はないのだけれど、なかなか良いアングルで撮れそうなシャッターチャンスがいっぱいあった。

我が家の庭で巣立ちの練習するところを見ると、どこか近くに巣があったのかも知れない。
シジュウカラって、巣立った後も家族で暮らすのだろうか?
これからも家にいながら、シジュウカラの親子が見れるかもしれない。
わたしは、何だかとっても楽しみになってきたのだった。

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今朝の写真ではありませんけれど…^^;
2009.05.21 Thu l 日々の想い l COM(2) TB(0) l top ▲
今日も綺麗な夕焼けだったみたいです。
日が長くなりましたね。残業帰りでも、まだ西の空が名残りの綺麗な暮れ色です。
東の空は、薄紫を滲ませた淡いロージーブルー…
“ほんのり暮れ色”と“ロージーブルーの夕空”って、あなたの言葉だったなぁって
暮れて行く空を見上げながらいつも想う事なんです。
思い出がいつかセピア色になったとしても、この色だけはきっと永遠だって思います。

見上げた真上の空は、まだ、青空の色を残して澄み切っていて、いかにも5月の風らしい清々しいそよ風が、肩先で髪を揺らして通り過ぎていきました。

電線に、つがいのツバメでしょうか、並んでとまっていて、愛らしい声で囀りあっています。
畑の上を低く飛んで翼を翻していくツバメたち…そんな光景に、ひと時心は潤っていくのでした。

バラの花が咲き乱れる家々の前を通ると、端正な美しさとその気品のある芳香に足が止まります。
ほんのりと暮れて行く薄いブルーの闇の中で、ひと際、浮かび上がるような美しさにうっとりします。

そして、道路の中央分離帯のコンクリートの隙間には、ユウゲショウ(夕化粧)の花が、
ずっと一列に遠くまで咲き続きいっせいにピンクの小花を咲かせています。
行きかう車がひっきりなしに通り過ぎる道路の真ん中に誰にも知られずにひっそりと…
逞しくも健気で、いとおしくなります。

夕暮れ時は、とても優しいひと時…

家路に着くまでの短い時間ですけれど、わたしにとっては、様々に想いを巡らす大切な時間になっています。

尾瀬アヤメ平の夕景…やっぱり綺麗だなぁ、行きたくなりました。

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週末の森の夕景…里山の夕景もまた、優しくて好きです。

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2009.05.20 Wed l 日々の想い l COM(0) TB(0) l top ▲
『マーガレットさんと赤ちゃん、その後、いかがですか?』と、みなさんに気にかけていただいています。
『自分の時のことなど思い出し、あらためて生命の尊さに感動しています…』と、そんなお便りも頂きました。
優しいお気持ちと暖かいエールに感謝して、ちょっと近況のご報告です^^
おかげさまで、母子ともに、健康で日々楽しく過ごしています。
新米ママは、育児をしっかりがんばっています。
夜中の授乳も一人でこなしていますし、沐浴もなかなか慣れた手つきです。
妹のアイリスが、洗濯や沐浴の準備など、しっかりサポートしてくれてます。
マーガレットは、心からアイリスに感謝して、『アイリスの時にはおねえちゃんが、めいっぱいお世話します(^。^)』なんて言っています。
姉妹の絆が羨ましいです。いいですね、姉妹って…

新米おじちゃんとなった、マーガレットの兄も、何かと手伝ってくれ、驚いたことに、おむつ交換もしてくれています。
新米おじいちゃんとなった主人も、いままで見せた事のない嬉しそうな笑顔で赤ちゃんを抱っこして満足そうです。
お陰で新米おばあちゃんは、楽をしています。(笑)
赤ちゃんは、みんなに幸せを運んできてくれたみたいです。

★沐浴風景から…
みんなお風呂場に集合して、手際よく沐浴させるマーガレットを見つめます。
『気持ち良さそうだね~♪』 『お地蔵さんみたいな顔してるよ(笑)』

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うつぶせに向けて、背中を洗うマーガレット…。
洗い終わって沐浴のガーゼで体を包んで肩まで沈めると、気持ち良さそうに小さな足を伸ばします。その姿がカエルちゃんのようで、またみんなの笑いを誘います。
マーガレットが、赤ちゃんの体を沐浴バスから持ち上げるとアイリスがぴったりの呼吸で、綺麗なお湯をそっとかけてあげて、沐浴終了。
真っ白なバスタオルを広げたおばあちゃんの腕の中に、赤ちゃんはバトンタッチ。

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沐浴が終わって、おっぱいをたっぷり飲んで、ひとしきり、あどけない瞳と仕草でみんなに笑顔を振りまいた後、すやすやとおねむです。

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寝顔は、こんな表情も…(笑)かわいくて、みんななかなか側を離れられません。

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あかちゃんは、天使ですね。
『赤ん坊の目は、いいなぁ…なんのにごりもなく澄み切っていて、まるで天使の瞳だなぁ…』
これは、わたしの父が、わたしの息子が生まれたとき、胸に抱きながらしみじみ言った言葉です。
父が、ほんとうに嬉しそうだったことを、今でも覚えています。

病弱な母は、疲れから入院してしまいましたが、退院してきてから、とても優しく世話をしてくれました。多分、疲れていたでしょうに、いつも母の手料理は美味しくて、育児に不慣れなわたしを励ましてくれました。
まだ、若かったわたしは、父母の愛に甘えてばかりでした。
父母が、どんな気持ちでいてくれたのか…いま、やっと、本当に判った気がします。
今は亡き父母に、わたしは改めて感謝したのでした。頼りなかった自分に比べると、マーガレットはなかなかしっかりものです。

主人も、とても嬉しそうにしています。
娘は、『良かった。おとうさんが喜んでくれて…こんなに喜んでくれるなんて思わなかったから、なんだかうれしいな。この子のおかげだね。』と、柔らかな表情でわが子を見つめていました。
あかちゃんって、生まれてきてくれたそのことで、こんなにも周りを幸せにしてくれるのですね。
生まれてきてくれて、ありがとう(^^♪

未来を真っ直ぐに見つめるその瞳で大切な何かを見つけ

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ちいさな、その手で、無限の可能性を求め

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いまは柔らかなその足で、しっかりと大地を踏むのですね。

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かけがえのない大切な命を、どうぞ、健やかに、育んでくれますように…と願わずにはいられません。
まだ、頼りなげで、無垢な魂は全身全霊でその全てを大人たちに託しているのですね。
幼い命を見つめるだけで、何だか胸が熱くなります。

わたしが、ネットデビューした頃からの大切な人…兄のように慕っている方が、マーガレットたち夫婦に、こんな素敵な言葉をくださいました。

>家族を持つことは、責任も負わされることだけど、小さな命が育って行く姿を、間近に感じられる幸せに比べたら、小さな苦労です。きっと、そう思えるはずです。

僕たち親は、それを静かに見守り、ささやかな助けをしてあげれば良いのでしょう。

本当にそうですね。わたしも娘たち夫婦の心の支えになってあげたいです。
まだまだ、頼りない新米おばあちゃんですけれど…
2009.05.19 Tue l 日々の想い l COM(8) TB(0) l top ▲
いとせめてもゆるがままにもえしめよかくぞ覚ゆる暮れて行く春

どうかせめて、ひたすらに燃ゆる思いのままいさせてください。
春が暮れてゆくのなら…  そんな意味でしょうか。

暮れる春という言葉は、与謝野晶子さんのこの短歌から知りました。
明治という時代に生まれた女性でありながら、燃える想いを貫いて生きた女性
彼女にはそんな印象があります。


歌集「乱れ髪」のなかのこんな歌にも彼女の想いを感じます。

やは肌のあつき血潮に触れも見でさびしからずや道を説く君

昨日をば千とせの前の世と思ひ御手なほ肩にありとも思ふ

何となく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな


情熱と純粋って違うようで、突き詰めると切なさが胸を占めるところ…似ていると思います。
人はみな、情熱のままには生きられず、純粋なままではいられないものだけれど
情熱って言葉…
純粋って言葉…やっぱり好きなんです。

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暮れてゆく春、森の中には、丈が伸びたセリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)が、薄紫の小さな燕の形をして、飛んでいました。

2009.05.17 Sun l 日々の想い l COM(2) TB(0) l top ▲

     花 / 中孝介

   もしもあなたが雨に濡れ
   言い訳さえもできないほどに
   何かに深く傷ついたなら
   せめて私は手を結び
   風に結ぶ花になりたい

   もしもあなたの夢破れ
   行き先のない日々は暮れゆき
   信じることさえできなくなれば
   せめて私が声にして
   明日にたゆたう歌をうたおう

   花のように花のように
   ただそこに咲くだけで美しくあれ
   人はみな人はみな
   大地を強く踏みしめて それぞれの花心に宿す

中孝介さんの歌です。
彼の体の中には、島唄のリズムが流れているのだと思います。
こころに深く染み入る歌声に癒されます。
この曲は森山直太郎さんの作曲だそうで、彼らしい美しい曲だと思います。
歌詞もとっても良くて…
今日は何度も聴いてしまいました。

春は暮れるものだといいます。
風に舞う桜の花びらのように…
薄紫のゆかしい菫花のように…
渓流に咲いた清純なハナネコノメの花のように…
美しく儚い花の命は暮れてゆきます。

春の夕暮れは、あまりに美しくて胸に染みました。

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春は暮れてゆきます…やっぱり切ない暮れ色です

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西の空を翔る飛行機雲も、オレンジに染まって流れてゆきました。

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2009.05.15 Fri l 音楽 l COM(2) TB(0) l top ▲
こちらを、ご覧の皆さまへ

いろいろ、ご心配をお掛けいたしましたが、マーガレットが無事に男の子を出産いたしました。
5月6日の御前0時に入院してから、5月8日の御前9時半に出産するまで、約50時間に及ぶ長い出産でした。
一番頑張ったのは、マーガレットですが、マーガレットの夫も、妹のアイリスも、ほとんど眠らずに一生懸命励まして献身的に頑張りました。
マーガレットが出産した病院は立会い出産が出来る病院です。
出産が本格的に始るまでの時間、家族が一緒にいて励ましてあげる事が出来ます。
一人で苦しみに耐えるのではなく、近しい人が見守りお世話して上げられると言う事は、どんなにか心強い事でしょう。
特に、マーガレットのような難産の場合は、なお更だと思いました。
こちらの病院を選んで本当に良かったと思います。
マーガレットの夫も、二日間、ほとんど眠らずに、妻の手を握り、腰をさすってやり、一生懸命励まし続けました。
『こんなに痛がって可哀想で見ていられない。自分が代われるものなら代わってあげたい…』そんな言葉が嬉しかったです。
最後は、『見ていられないのでお母さん、お願いします。』と、わたしに託して、部屋の外で待つことになりました。
わたしは、母として、娘を見守るのが勤めなので、最後まで付いていました。
長い苦しみの末、新しい命との対面は、とても、とても、言葉では尽くせない感動でした。
マーガレットは、ホッとした表情になりながらも、心配そうに『おかあさん、泣いている?泣き声が聞こえないけれど、あかちゃんは元気?』と、聞いていました。
「大丈夫!元気よ。今、泣き出したわよ!良く頑張ったね。お疲れ様」と、娘の手を握り締めました。
小さな命は、懸命に手足を動かして、生きようとしていました。
やがて、あかちゃんは、マーガレットの胸の上に乗せられ、母子の対面となりました。
マーガレットは、自分の肌であかちゃんを感じながら、そっと手を回していました。
あまりにも大変な出産でしたけれど、成し遂げたマーガレットの顔は、すでに母親の慈愛に満ちているような気がしました。
何だか娘が、一回り大きく見えました。
わたしの胸の中で、マーガレットが生まれた日の事が、そして、娘が成長してきた日々の出来事や面影が走馬灯のように巡ったのでした。

マーガレットの夫も、とても喜び、『産んでくれてありがとう。頑張ってくれて本当にありがとう。』と涙をこぼしました。そして、マーガレットは、『一緒にいてくれてありがとう。いっぱい心配させてゴメンね。』と、言っていました。
わたしは、そんな二人を見ていて、きっと、この子達は幸せな家庭を築いてくれるだろうと思ったのでした。
マーガレットは、改めてわたしの顔を見つめながら、『おかあさん、本当にありがとう。おかあさんがいてくれて良かった…すごく心強かったよ。それから、おかあさん、こんな大変な思いをして産んでくれてありがとう。』と、言ってくれました。
わたしは、胸がいっぱいになって、やっぱり、嬉し涙にくれたのでした。

丸二日寝ていなかったのと、ずーっと立っていたために、足がパンパンになってしまって、わたしも精魂尽き果てた感じで、サイトの方も、ブログの更新も出来ないままでした。
ご心配してくださり、励ましてくださった皆さまに、ご報告が遅れてすみませんでした。
今日も、何だか体がだるくて…山歩きより疲れますね。。。(笑)
明日から、また、仕事復帰です。でも、ネット生活に復帰するには当分先になりそうです。

はじめまして、初孫です(^^♪

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2009.05.11 Mon l 日々の想い l COM(12) TB(0) l top ▲
すっかりご無沙汰してしまった沖縄の盛田さんのサイトに、数週間前にお邪魔しようとしたら、文字化けしてしまって入れなかった。
おかしいなぁ?プロバイダーの調子が悪いのかな?その時はそう思っただけで帰ってきてしまった。
そして、今日、思い出してまた訪ねてみたが、やっぱり、文字化けしたままだった。

なんとなく、一抹の不安を感じながら、盛田さんのブログの方に訪ねてみると、そちらは大丈夫だった。
ただ、最終更新は3月4日で止まっていた。
最後の記事は、捨て猫のことを綴った物語で、愛猫家でもあり、また、全ての自然界に生きるものへの愛情に満ちた盛田さんらしい、心優しい記事だった。
わたしは、心打たれ感動しながらも、何故か胸騒ぎを感じながらコメントを書いた。

盛田さん、お元気ですか?お元気なら良いのですが…と
それは、虫の知らせだったのだろうか?その後、訪れたしゅーさんのサイトで、わたしは、盛田さんの訃報を目にして愕然となってしまった。
もしかしたら、天国から、盛田さんが知らせてくださったのかも知れない。
わたしは、涙が止まらなくなった。
あんなに優しかった盛田さんが…

盛田さんは、東京から、石垣島へ移住され、石垣島の素晴らしい自然や動物や虫たちの姿をHPで発信されていた。
いつも、BBSに、珍しい蝶や鳥たちの素晴らしい写真を届けてくださった。
わたしは、盛田さんが届けてくださった、八重山ホタルの画像と記事を今でも覚えている。
森の中が、ホタルの儚い光でいっぱいになる。
それは、イルミネーションと呼ぶにはあまりに繊細で、夜空の星と呼ぶにはあまりに儚い。
確か、そんな美しい言葉で飾られていた。
八重山には、住民が家族総出で、夏が来た事を楽しむ“うるずん(若夏)”という行事があることも教えてくれた。
わたしが、病気で2ヶ月近く臥せっている時には、八重山の仲間からお見舞いだと言って、八重山の動物や蝶やネコたちの画像を集めた優しい便りをくださった。
ご無沙汰が多いわたしが、ひょっこり訪ねても、いつも暖かいコメントをくださった。
「sizukuさんが、元気で奥多摩の山を歩いているレポを、いつも楽しみに拝見していますよ…」と
盛田さんの優しさを忘れない…

わたしが、最後に盛田さんのBBSを訪れたのは2月5日だった。
そして、その一ヵ月後、盛田さんは、車の事故で帰らぬ人となってしまった。
その時の投稿は、わたしは、今、日原の巨樹探しにはまっていますと書いていた。
そして、盛田さんのお返事は、桜の花にとまった可愛らしいメジロの写真と共に、わたしが仲間たちと楽しく山を歩いたレポをいつも読んでいて下さっていることが書かれていた。

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     春の喜びに満ちた、小さな生き物に対する慈しみに溢れた盛田さんの写真

盛田さんの死を、まだ、受けとめられない…
そして、いままで知らずにいたことにも、申し訳なさでいっぱいになる。
盛田さんは、きっと、まだまだやりたい事がたくさんあったと思う。
まだまだ、あの、八重山コウモリや、水辺の鳥たちや、南の島の蝶たちや、花や、ネコたちのことを、見つめ続け愛し続けたかったに違いない。

盛田さん、早すぎましたね…
もっと、もっと、お話したかったです…
もっと、もっと、いろいろなことを教えていただきたかったです…
わたしにとっては、遠い、沖縄の地に、わたしのことを知っていて、いつも見守ってくださった
たったひとりの人を失いました。
盛田さん、    とても寂しいです…

盛田さんは、映画監督としても活躍されていたそうで、サイトには素晴らしい動物や蝶の生態を映した動画が多数あります。
ユーモアがあって、優しくて、いつもホッとさせてくれました。
動物写真家としても、動物愛護家としても、ナチュラリストとしても、素晴らしい仕事を残されました。
少しでも多くの方に、その足跡を見ていただきたいと思います。
盛田さんのサイトのURLを記しておきます。

沖縄生き物ウォッチング 

こちらのサイトは文字化けしていますが、上部のツールバーのページ(P)表示で、エンコード→日本語シフト(JIS)と選ぶと見れます。(むじなさん、教えてくださってありがとうございました。)

沖縄生き物ウォッチング 別館(ブログ)

ぜひ、ご覧くださいm(__)m

盛田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。(合掌)
2009.05.06 Wed l 日々の想い l COM(3) TB(0) l top ▲
たんぽぽの花には花の風生まれ    中村汀女

とっても素敵な句だよね。中村汀女さんって、きっと凄く素敵な女性だったんだと思うんだ。
そして、この句を読んで思ったんだよ。

たんぽぽの周りには、ほんのりと暖かなほのぼのとした風が漂っているんだよ
たとえ、冷たい風が吹いていても、たんぽぽの周りだけは暖かいんだ
それは、たんぽぽが生み出した風だから…

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とくに、ほわほわの綿毛になった時なんて、なおさら、ほのぼのしてしまう
やさしくって、やわらかい風が流れているんだよ

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スミレだって同じ…すみれにはすみれの風が吹いているんだって。
儚くて、可憐で、ゆかしいすみれ色の風が…
ね、わかるでしょう?

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ひともそれぞれ、風を生み出しているんじゃないかなぁと思うんだ。
ほら、あなたも…
優しくて柔らかくて心地よい風を、紡いでいるよね

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2009.05.05 Tue l 日々の想い l COM(0) TB(0) l top ▲
今夜は、急にビートルズが聴きたくなった。
Love me do から始まって Yesterday 、Hey Jude と好きな曲を口ずさみながら聴いていく
最後に美しくて切ない Something そして 大好きなThe long and winding road 
と聴けば何だか胸がいっぱいになる。

遠い夏の日、草原へと向かう道すがらビートルズを聴いていた
朝もやの峠を走り抜けた時、この曲が流れていた…
サイドシートで聴きながら、涙ぐんでいたわたし
懐かしすぎる思い出がふいに蘇って胸が痛くなった

純粋だった日々…
ずいぶん月日はたったけれど、あの日は永遠なんだと思う
そして、音楽は魔法仕掛けのように、あの頃へと帰してくれる
あなたと、The long and winding road を聴いていた日々に

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2009.05.03 Sun l 音楽 l COM(4) TB(0) l top ▲
今日から5月…風薫る5月
新しいカレンダーをめくるように、ときめく物語のページをめくるように、
新しい季節の朝が来たように、何だか空気までもが変わった気がした。
皐月野の皐という字は白い光を放出する様子を表しているのだと友人が教えてくれた。

光を放つ季節…その光を浴びてさまざまなものが光り輝く。
木々の若葉も、草はらの花たちも、朝露も、小さな生き物たちも、
生まれ来る命に皐月野の光を。

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2009.05.01 Fri l 日々の想い l COM(6) TB(0) l top ▲