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みなさん、こんばんは。
この2週間あまり、昨年の獅子舞のレポートに取り組んできましたが、
今日、やっと、第6章 最後の芝 をアップすることが出来ました。

昨年から、思いを暖めていたのですが、写真が多すぎて、なかなか整理ができませんでした。
今回、最後の章の巻末に、各芝のアルバムをアップしました。
アルバムのタイトルをクリックし、アルバムを開いた後に、右端にある項目からスライドショーを選択していただくと、ご覧になれます。

拙い写真ですが、こうしてご覧になると獅子舞の各芝の流れが判るのではないかと思います。
よろしかったら、また、下のURLより、お入りくださいm(__)m

この獅子舞のレポートを下名栗の獅子舞保存会の皆様に捧げます。
素晴らしい獅子舞を今年もありがとうございました。

第6章 最後の芝
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2009.08.30 Sun l 里山 l COM(4) TB(0) l top ▲
今回も、ホームページ更新のお知らせです。

獅子舞の夏2008 絆の夏の続きをアップいたしました。
まだ、全部完結していませんが、4~5章までを、お読みいただけると嬉しいです。

よろしかったら、下のリンクからどうぞ。

獅子舞の夏2008 絆の夏 4~5章
2009.08.26 Wed l 里山 l COM(0) TB(0) l top ▲
お盆を過ぎ、8月は夢のように過ぎていきます。
前半は雨の多い夏でしたが、やっと夏らしい日が帰って来ました。
夏の終わりには、獅子舞。今日(22日)と明日(23日)は、奥武蔵、名栗の里で古式豊かな伝統芸能の獅子舞が奉納されます。

2006年に偶然に巡り会ってから今年で4度目の獅子舞を明日観に行きます。
昨年の獅子舞レポを、何とかアップしたいと頑張ってきましたが、やっぱり間に合いませんでした。

とりあえず、前半のみのアップです。後半は、おってアップいたします。
一年遅れのレポートですが、名栗の人々の熱い夏、ご覧いただけると嬉しいです。

獅子舞の夏2008 絆の夏

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2009.08.22 Sat l 里山 l COM(3) TB(0) l top ▲
懐かしい昭和の香りのする街を歩きながら、不思議な世界へタイムスリップした。
まるで、落書きされた板塀の路地裏に迷い込んだみたいだった。
季節の花を愛でながら、猫に案内されて歩いた路地裏をぬけて
たどり着いたのはあの坂道…そして、

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待っていたのは、あのお店、見た目はとっても古びてるけれど…

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10年も、待たせちゃったけれど…開いているだろうか?
壁にかかった看板も、色あせてしまった。

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出窓に飾られた花は野の花…出窓の下に咲いた花も白いどくだみの花…

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そして、今日、その扉を開けることを運命付けられていたかのように
“カフェ 夏への扉” の、扉は開いていた。

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お待ちしておりましたよ。さぁ、どうぞ… と、言うように。

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わたしは、とってもドキドキしていた。10年も前に見かけて、入ってみたいと思っていたお店。
その時は、まだ、早朝だったから、扉は開いていなかった。
その時も、古めかしい外観から、「もしかしたら、もう、やっていないのかも?」と思ったし、今回も、お店がやっているという確信は何も無かったけれど…
確かに今、夏への扉は開かれていたのだった。

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わたしは、勇気をだして、その小さな扉の中に一歩足を踏み入れた。
わぁ~♪わたしは、ちいさくつぶやいた。
心地よいジャズの音色がピカピカに磨かれた木の床の上でスイングしていた…
開け放たれた窓からは、ちょっと懐かしい夏の匂いの風が吹き込んでいた。

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『いらっしゃいませ。お好きなお席へどうぞ』 奥から現われたマスターが、笑顔で迎えてくれた。
想像していたとおりの優しげな人だった。
この店はご夫婦で営んでいらっしゃるようだ。奥様も清楚でかわいらしい方だった。

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コーヒーミルかしら?古めかしくて味がある…。

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わたしはちょっと迷ったが、一番奥まった小さなスペースが、ちょっと個室みたいな、なんとも素敵なテーブルを選んで座った。
お店は高台になっていたので、窓の下を、青梅線の線路が走っていた。

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席に着くとわたしは、棚に積んである写真集を手にとって、パラパラとめくった。
ノスタルジックなジャズの音色と、ジャズノートな女性ボーカルの歌声が、この場所の雰囲気に凄くマッチしていて、ああ、なんて素敵な時間なんだろう…

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開け放した窓からは、時折、下を走る電車の音がガタン、ゴトンと、何だか懐かしい音を建てて過ぎてゆく。そして、その度に、お店も一緒に、ガタンゴトンと揺れる。
まるで、寝台列車のビュッフェにいるような錯覚に陥った。わたしは懐かしくて思わず目を閉じる…
そう、昔は、夜行寝台列車なんてあったなぁ。高校を卒業した年の夏、友人と東北旅行に出かけた。
その時乗った列車は、“上野発の夜行列車”だった。
いっぱいのキラキラした夢を握り締め、揺れる車窓で流れ行く景色を眺めていた。
あの時も、こうして、ガタン・ゴトンと揺れていたのだった。

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書棚には、“夏への扉” の文庫本があった。
わたしは、思い切って奥様に聞いてみた。「お店の名前は、この本からとったのですか?」
すると、奥様はにこやかに、『ええ、そうなんですよ。お読みになったことありますか?』と答えたのだった。
わたしは、「やっぱりそうなんですか。とっても素敵な名前で、いつか来てみたいと思っていたんですよ。思っていた通りの素敵なお店ですね。」と言った。そして、本はまだ、読み始めたばかりなんですよ。と付け加えたのだった。

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ちょうど、お昼時だったので、スバイシーカレーと、コーヒーを注文した。
フルーツがたくさん入っているような甘いカレーに、ピリリとスパイスが効いていて、甘くて辛い不思議なカレーで、とっても美味しかった!もちろん、コーヒーは絶品の美味しさだった。

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素敵なジャズを聴きながら、落ち着ける空間でくつろいでいると、遠い日々に、ここで夢や恋を語り合った若者たちがいたのじゃないかと思ったりした。
そして、ふと、加藤登紀子さんのこの歌を思い出していた。ジャズと言うよりはシャンソンかな?

    時には昔の話をしようか / 加藤登紀子
 
  通いなれた 馴染みのあの店
  マロニエの並木が 窓辺に見えてた
  コーヒーを一杯で一日
  見えない明日を むやみに探して
  誰もが希望を託した
  揺れていた時代の 熱い風に吹かれて
  体中で瞬間(トキ)を感じた そうだね

  一枚残った写真をご覧よ
  ひげづらの男は 君だね
  どこに居るのか 今ではわからない
  友達も何人かいるけど
  あの日の全てが 空しいものだと
  それは誰にも言えない
  今でも同じように 見果てぬ夢を描いて
  走り続けているよね どこかで

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10年前のわたしが見つけた、素敵なお店に、やっと出逢えた。

世のなべての猫好きにこの本を捧げる…
著者(ロバート・ア・ハインライン)のこんな言葉で『夏への扉』は始まる
2009年6月18日 わたしはついに、夏への扉を開けたのだった。
2009.08.09 Sun l 小さな旅 l COM(8) TB(0) l top ▲

正式名を「昭和商品レトロ博物館」と言います。
下手な写真ですが、いっぱい撮ったので、もう少し貼ってみましょうか…
昭和レトロ特別編です…(^_^;)

こんな筆箱、使いましたよね。像が踏んでも壊れない…なんてCM,ありましたよね。
鉛筆削りも懐かしいです。

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12色や21色の色鉛筆。付けペンの青いインクや黒いインク。

陽水の“心模様”のこんなフレーズ、思い出しませんか?

  さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに
  黒いインクがきれいでしょう。 青い便箋がかなしいでしょう…

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昆虫採集セット。分度器。クレヨン。そろばん。

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折りたたみ式ナイフ。彫刻刀。磁石。石の標本セット。ありましたね~(*^_^*)

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こちらは、アルマイトのお弁当箱、比較的、新しいキャラクターですね。

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メンコに、牛乳瓶のふた、ベーゴマ、この当たりは男の子たちの宝物ですね。

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将棋に、消しゴム、コミック本。

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ぬりえやビー玉、レコードプレーヤー。

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抱っこちゃん人形、フラフープに夢中になったのは、幼稚園の頃だったかな?

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小学校から帰ると、ランドセルを置いて駆けていった。
駄菓子屋さんは、子どもたちの社交場だった。そこに、こんな不思議な小人さんがいた。
ほしくてたまらなくて、買って帰ったことを思い出す。タバコをくわえさせると、確かパイプから、輪になった煙が、浮かんだと思う。。。不思議だったなぁ。

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そうそう、お使いを頼まれて、カレールーを買いに行ったこともあったっけ。懐かしいパッケージ。

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木の牛乳箱、チリリリンと、牛乳屋さんがやってきて、カチャカチャと牛乳を配ってくれた。
それを毎朝取りにいったっけなぁ・・・

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サイダーやジュースや、ラムネ、缶詰もこんなのあったなぁ。

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いかがでした?ほら、あなたも懐かしくてたまらなくなったでしょ?

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足踏みミシンに

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黒電話・・・

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そうそう、レトロ館の2階には、「雪女」の部屋があります。
靴を脱いで、ギシギシと軋む狭い木の階段を上って行くと…
畳の部屋が現れます。そして、雪女の人形が…怖い!!お化け屋敷の世界です。
部屋の壁には雪女伝説が書き記されています。
怪談「雪女」を書いた、ラッカディオ・ハーンは、この青梅の地に住んでいたそうです。そして、そこで聞いた「雪女」の民話を元に、書いたのだそうです。
ラッカディオ・ハーンの息子さんのお話など書かれていて、とても興味が湧きました。
雪女の民話は、雪深い東北とかの民話だと思い込んでいたけれど、もしかしたら奥多摩で語り継がれていたのかもしれない…なかなか面白いと思いませんか?
もし、昭和レトロ館を訪れた方がいらっしゃいましたら、ぜひ、2階の部屋にも寄ってみてください。でも、一人だと、怖いかも…

さて、特別編は、このくらいにして(^_^)

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面白い形の電話ボックスのすぐ側の、細い路地を曲がってみると、

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ここは、猫の街、青梅。「ねこかいぐり公園」という、小さな公園に出逢う。

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古い写真館、木造の洗濯屋さん。ドクダミの白い花や夏色のは花咲く裏道を散策してゆく。

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紫のテッセンの咲くお庭

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ヒメシャラの美しい花…

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ムラサキツユクサも雫を浮かべて…

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もう咲いていた、萩の花

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ナンテンの白い花

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色ずき始めたばかりの紫陽花・・・綺麗

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大きなお寺が現れて

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お地蔵さんが、ひっそりと…

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アジサイの大きな花が揺れて、電車がゴトゴトと通り過ぎる。

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単線の線路がどこまでも続く。

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綺麗な芙蓉の花、形がとっても珍しい

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白い紫陽花が咲く、お宅…

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蔦も緑に…

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花を愛で、古い町並みを愛で、わたしは、路地裏を歩いていく。
道案内をしてくれたのは、この猫だった。

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またまた長くなりました。次回は、夏への扉 4へと続きます。
2009.08.08 Sat l 小さな旅 l COM(3) TB(0) l top ▲
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秩父へと向かう山の中の峠道…
ここを通りかかる時、いつも気になっていたことがある。
森の中にプラネタリウムの施設があるらしい。
駐車場の看板に、夏休みの土日は、2時から上映されると書いてあった。
それを見て、わたしたちは、同時に「行ってみようか?」と言った。
時間も、後20分ほどで開演時間だからちょうど良かった。
杉木立の中の急な坂道を登っていくと、円形のプラネタリウムの建物が目に入った。
森の中ではキャンプなども出来るようになっているらしい。
川遊びを終えた子どもたちが、水着姿のまま、わたしたちと一緒に坂道を駆け上がっていく、やっぱりプラネタリウムを見に行くらしかった。

受付と書かれた窓口に行くと、感じのいい青年がにこやかに対応してくれた。
『大人2人ですか?一人、100円で200円頂きます。』
わたしたちは、いまどき、100円?とびっくりした。
子どもは、なんと、50円だった。
青年は、引き換えのレシートを渡し、プラネタリウムの入り口の係員に渡してくださいと言って『ありがとうございました。』と頭を下げた。
もう、この時点で、わたしたちはキツネにつままれたような気持ちになっていた。
まるで、宮沢賢治の童話の世界に迷い込んだような気がする。

青年が指し示した方の玄関を入ると、何だか妙に懐かしい感じ…
ここで、靴を脱ぐらしい。目の前には古めかしい木の下駄箱があった。
その側には、木箱の中に山積みになったスリッパが入れてある。
『何だか、小学校の昇降口みたいじゃない?』そう言われて、「わたしも今そう思ったところよ」と答えた。

廊下をプラネタリウムの入り口へと歩いていくと、左側に体育館のような広々としたロビーがあった。
小さな子どもたちが、嬉しそうに走り回っている。きっと、子どもたちにとって、とても広い空間なんだと思う。
子どもって、こういう広い場所があると嬉しくて走り回らずにはいられないんだと思う。判る気がするな。
お掃除をしても、これだけ子どもたちが行き来をしていれば汚れてしまうのだろう。
何処と無く埃りっぽい感じも、ちょっと古ぼけた感じも、何だか小学校を連想させた。
不思議な空間だった。
わたしたちは、2~30人ほどの子どもと少しの大人たちに混じって、プラネタリウムの入り口を入っていった。
そして、係員の女性に誘導されるままに席に着いた。
「何だか、キツネの幻灯会に招待されたみたいな気がするね。」
『うん、銀河鉄道の夜みたいな気もするね。』
まるでタイムスリップして、小学生に戻ったような気がしていた。
わたしたちは、たぶん、同じ感覚でワクワクしていたんだと思う。

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まるで惑星探査のロボットのような機械は28年前のものだという。
星座が映し出されるスクリーンになる球形の天井も座席も古いものだった。
数年前、近代的なプラネタリウムに行ったことがあるが、そこの座席は自動リクライニングシートで、解説も自動音声だった。
ここのは、全てが古めかしい。。。

やがて上映が始まった。係りの女性が解説をしてくれた。
『太陽が西の空へと沈んでいくと空はだんだんと暗さを増し、星たちが姿を現します。
まだ、少し明るいですね。もう少し時間を進めて見ましょう。みなさん、目を閉じてください。
わたしが3つ数えたら目を開けてみてください。』
そんな言葉にうながされ、素直に目を閉じ、再び目を開けた。
数え切れないほどの星々が、天空から降るように瞬いていた。
わたしたちは、子どもたちと一緒に、わぁ~!っとため息を漏らした。
プラネタリウムの機械が古いからか、幾分、ぼんやりとした光だったけれど、
それがかえって、やわらかく感じ、星たちが優しくささやいているような気がした。

『北の空に輝く7つの星を探してみましょう。フライパンのような形、これを北斗七星といいます。
フライパンの縁になっている2つの星を結んで、そのまま5倍伸ばせば、そこに北極星があります。北極星は北を示しているので、昔は方角を知るのに大切な役目をしていました。

北斗七星の反対側に同じような六つの星があり、こちらを南都六星と呼んでいます。
これは中国の呼び方で、星座の名前は、北斗七星は大熊座、南都六星は射手座にあります。
この射手座を中心として、白くぼんやりと見える帯があります。これを天の川と呼んでいます。
天の川はたくさんの星屑で出来ていて、わたしたちの地球を含む太陽系は「天の川銀河」と呼ばれる銀河の一員です。
わたしたちは、この銀河を内側から見ているために天の川が天球上の帯として見えるのです。

それでは射手座の星座絵を出してみましょう。弓を持っているのは、ケンタウロスと言いいます。
その弓が指す方向の南の空には、天の川に大きくかかるS字型の星があり、これがさそり座です。
さそり座は夏の星座として親しまれ、S字のちょうど真ん中あたりに紅く輝くアンタレスという星があります。

天頂を見てください。天の川をはさんで、琴座と鷲座という星座があります。
この2つの星座は日本や中国では、織姫星(織女星)彦星(牽牛星)と呼ばれていて、七夕伝説があります。琴座にはベガ、鷲座にはアルタイルというひと際明るい1等星があります。

そしてもう一つ、天の川には白鳥座と言う大きな十字を描く星座があり、この星座にもデネブと言う1等星があります。天の川にかかるこの3つの星座のそれぞれの明るく輝く一等星を線で結ぶと大きな三角形ができます。これを夏の大三角形と呼んでいます。

それでは、さらに時間を動かして、もっと遅い真夜中の星座を写して見ましょう。
さぁ、夏の大三角形は、少し動いていますね。さそり座は西の空に沈もうとしています。
これは、わたしたちの地球が自転しているから星座が動いて見えるのです。

さらに時間が経ちました。そろそろ冬の星座が見え始める頃ですが、地球は太陽へと向かうので星たちの姿は消えてしまいます。ですから、夏には冬に見える星座を見ることが出来ないのですね。
東の空が白んできました。朝焼けのあと、やがて青空が広がります。朝になりました。
みなさん、星座の旅はいかがでしたか?プラネタリウムの星空も綺麗ですが、本物の星空はもっと綺麗です。夏休みでどこか星の綺麗なところに出かけたら、ぜひ、夜空を見上げてくださいね。』

まるで、夢でも見ていたように、わたしたちは外に出た。
ほんとうにキツネの幻灯会だったんじゃない?宮沢賢治の童話の“雪渡り”を想った。
あのお話は真冬だけれど、真夏の幻灯会って言うのもありだと思うよ。と、
わたしたちはそんなことを言い合った。

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タイムスリップしたみたいだよね。だって、いまどき、100円じゃ、缶コーヒーだって買えないものね。
時計を見たら、30分ほど時間が経っていた。本当に価値ある100円だったと思った。
木漏れ日の坂道を降りていくと、森の中に水色の紫陽花がまだ綺麗な花を咲かせていた。
どこからかヒグラシの声が聞こえてきて、ふっと梢を見上げると、キラキラと蝶が舞いながら降りてきた。

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あっ!サカハチチョウの夏型だよ!なんていいタイミングなんだろう。
だって、この蝶の翅の上には無数の星が瞬いているとわたしは思っているのだった。
何枚か写真を撮ってから、そっと手を差し伸べてみたら、蝶はゆっくりと、わたしの指先に乗ってくれたのだった。

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指先に感じる軽やかな蝶の重みが愛おしい…

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しばらくの間、蝶はわたしの指先にとまっていてくれた。
夢のようなプラネタリウムの余韻に浸りながら、わたしたちはしばし蝶と戯れたのだった。

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2009.08.01 Sat l 日々の想い l COM(6) TB(0) l top ▲