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ちょっと曇りがちな日曜日。どーしようかなぁ…と思いながら空を見ていた。
でも、自転車を漕ぐには、涼しくていいんじゃないかなと思い切って家を出た。
茶畑を軽快に漕ぎ出せば、野の草も、輝きを増してわたしを包む。

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鳥たちも囀りながら、野を渡る。「おはよう!」誰もいないから、声に出して言って見る。
思わず心解けて、笑顔になっているわたし。
これから始まる冒険に、こころは膨らんでいく。
最寄の駅で、素早く自転車を袋に詰めて、担ぎ上げる…うーん、逞しくなるわけだよ^^;
ローカル線に揺られながらもう1度地図を確認する。そして、出発はこの駅から。

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表通りを行かずに、趣のある街中を行く。
緩やかにカーブする旧道沿いに古い建物が残る商店街は、懐かしい匂いがする。

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わたしの、空色号も、街並みの一部に、ちゃっかり治まってる。

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街角に残る水道。そう言えば、わたしが子どもだった頃、こんな風に街の中に水道があったものだった事を思い出したりする。

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その傍で、ホトトギスの花が咲いてる…

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この道の先の川に架かる橋を渡っていく。

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知らない町を、どこまでも自転車で走っていく。
あちこち寄り道しながら、走るって素敵。

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線路沿いに田園風景が広がり、彼岸花が咲く道

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コスモスが咲く道…

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通りすがりの小さな神社にお参りをして、

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かわいい、ちいさなマメアサガオ?に足を止める。
(このお花は、マルバルコウソウと、むじなさんに教えていただきました。むじなさん、いつも教えていただきありがとうございますm(__)mこれからも、よろしく~♪)

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野辺に咲き出したセイタカアワダチソウは、ひっそりと秋を謳っているね。

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森に囲まれた小さな谷津田も実りの時、

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畦で、ひとり黙々と稲の束を担ぐおかあさん。

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何だかお手伝いしたくなる…

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丸太を組んだ稲垣。

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その下に彼岸花、燃ゆる…

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ここにも、コスモスが花盛り。柔らかな花色に、こころ和むひと時だ。

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美しい田の風情は、日本の原風景だと思う。

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こちらの田んぼも稲刈りが始まったようだ。

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心落ち着く路地、地図を広げれば、この先にあるのは高野倉だ。
サイトの友人のMさんの住む高野倉は本当に素敵な里山だ。行って見たかったなぁ。

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田の畦に、一叢、二叢、と咲く彼岸花を撮ってみたいと思っていた。
わたしの思い描く風景に、少し似た光景に出会えた。

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こんな光景も、思い描いていた光景。

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刈り入れの済んだ田んぼ

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茅葺屋根の民家は、立派な佇まいだった。

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千草咲く…。

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こちらの民家も立派だった。

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真っ赤な花が一面に咲き誇っていた。

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ちょっと、寄り道をし過ぎてしまった。ちょうどお昼になったので、大きな交差点にあるコンビニで、おにぎりを調達してお店の外で昼食にする。
幾組かの自転車乗りたちも、休憩中だった。みんな色とりどりのウェアーに身を包んでかっこいいなぁ。なんて思いつつ眺めていた。
もう1度、地図を確認する。「やっぱり、この道をまっすぐ行けばいいんだわ。」と呟く。
本当は、お昼に目的地に着く予定だったけど、これじゃ目的地まで着きそうにないから、ここからスピードアップすることにした。
結構大きな坂が、アップダウンを繰り返し、3つほどあって、頑張って登った。ふー^^;
たくさんのロードバイクの自転車が、わたしを追い越していく。
でも、わたしだって頑張ったのよ。一度も自転車を降りずに登りきったもの!(^。^)

やがて、ニュータウンの住宅街を越えて、いっきに坂道を下っていくと目指す森に着いた。
この森はサイトの友人のTさんたちが主催するNPO法人が管理されている森だ。
数週間前、Mさんに、車で案内していただいたばかりの見覚えある駐車場が見えた時は、「やったー!!」と思わず呟いていた。
今回は、何とか自力で辿り着く事が出来て嬉しかった。
駐車場には、車は1台もなく、森の中はひっそりと静まっていたけれど、せっかく辿り着いたのだからちょっぴり探検させていただく事にした。空色君は駐車場で待機中。

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比較的若木に覆われた林の中に入っていく。

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ところどころに、湧水の水路が延びている。

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静かな森に踏み入れば、少し寂しさに包まれたけれど、すぐに頭上には何十羽の鳥たちが集まってきた。
囀りながら忙しく飛び回るのはシジュカラだろう。ビービーとヤマガラたちの声もする。
コツコツと木を叩く音がする。コゲラがいるのかな?奥から飛び立った大きな鳥はカケスだった。

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どんどん奥へと入っていくと、動物観察用の定点カメラが仕掛けられていた。

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最奥にギボウシがある湿地に着いた。ここで道は不明瞭になったので引き返す事にした。

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アザミの花がひっそりと咲いていた。

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見晴らしの丘を探したけれど見つからなくて、小さな空き地に辿り着いた。

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しばらく空を仰いで見たが、鷹の姿はなかった。じっくり待たなければ、鳥は見れない。
でも、今日はもうそろそろ帰らなければならなかった。
わたしは、来た道をもどっていった。

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帰りがけに、小さな流れの上を飛ぶ緑色のトンボを見た。
本当に緑溢れる豊かな里山の森だと思う。でも、それは、Tさんたちが、仲間たちと汗を流し作り上げてきた環境なのだった。
『自然に任せるだけでは森は荒れ果ててしまう。人が手を入れることで、森は若返り、たくさんの動植物が育つ豊かな森へと変わっていくのです。』そう言ったTさんの言葉が蘇る。
『豊かな森と自然を守り残す事、それが後世へのプレゼントです。』そんな想いで汗を流し、惜しみなく働く仲間がいるって素晴らしい事だとしみじみ思った。

冬鳥たちの季節にまたお邪魔したいと思いつつ、わたしは森を後にした。
コスモスの花が咲き乱れる小高い丘からは、秩父の山並みが、幾重にも連なっていた。

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雲が湧く山並みが

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ススキの穂の向こうに浮かぶ

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わたしは、坂道を軽快に滑り降り、一路、出発の駅へと戻っていった。
帰り道は一気に飛ばしたので、1時間弱で駅に着いた。
次の電車の待ち時間は1時間、もっとゆっくりしても大丈夫だったと思いながら、次回は違うコースで走ってみようと、地図を眺めた。
わたしは、のんびりとベンチで寛ぎながら、今日のポタリングを思い出していた。
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2008.10.01 Wed l 里山 l COM(8) TB(0) l top ▲

コメント

年齢・・・・・・
Sizukuさん、何だか年齢が逆戻りしてるみたい・・・段々、アクティブな少女に戻ってるような。でも、齢重ねてもそんな心を忘れてはいけないと・・・・・・


 ところで、クリーム色の「ヒガンバナ」があるのを知ってますか。きれいなんです、おしとやかに咲いてるんです。
2008.10.01 Wed l びるげ. URL l 編集
sizukuさん、やりましたね。これでもう大丈夫。いつでも気が向いた時にお出でください。そして、自由に森の中を歩き「息吹」を堪能してください。ギボウシ沢、あそこに辿り着くとはサスガです。物寂しい山道、何を信じて辿ったのでしょう?これからの時季は冬鳥のパラダイスです。防寒着、暖かい飲み物、双眼鏡は必携ですよ。
2008.10.01 Wed l J&T. URL l 編集
びるげさんへ
こんばんわm(__)m
子どもの時から、好奇心旺盛で男の子たちに混じって野山で遊ぶのが好きなおてんば娘でした。
木登りも、落とし穴作りも、秘密基地も、自転車での探検も、一通りやってました。そんな所が歳を取ってもやめられないんでしょうね^^;

クリーム色の彼岸花は、多分、リコリスと言う名前だと思います。
2008.10.02 Thu l sizuku. URL l 編集
J&Tさんへ
J&Tさん、素晴らしい森を歩かせていただきありがとうございましたm(__)m
寂しい山道を、鳥たちが励ましてくれました。
J&Tさんたちが下草を刈って開いた小径は、細々と森の中に続いていました。
同じ道をきっと、J&Tさんたちも歩いている…そう信じて辿りました。

森までの道順はバッチリです。今度は、毛呂の方へ抜けてみようかな?なんて考えています。
今回は表通りを行きましたけれど、裏通りもたくさんルートがありそうですね。
でも、そんなことしていたら、やっぱりまた森に着くのが遅れてしまいそうです。
木々が葉を落とし梢が明るくなった頃、落ち葉をカサコソと踏み分けながら、
温かい飲み物を持って、冬鳥たちに逢いに行きたいです。
その時は、よろしくお願いします~(^。^)
2008.10.02 Thu l sizuku. URL l 編集
秋の気配
里山もすっかり秋めいていますね。

暑い夏がすぎたあとの片付けのような稲刈り風景です。

1枚1枚の風景に、過ぎていった夏の余韻を感じる
ことができます。

水色の自転車、風景にマッチしてますね。

秋って、どっちに近いのかなあ。
夏? それとも冬ですか?
2008.10.02 Thu l エジちゃん. URL l 編集
がんばっていますねー
sizukuさん
里の道、道端に咲く花花、そして遠くの山並み、心が癒されますね。都会のコンクリート山では面白さはときどき感じるけど、癒されません。
羨ましい !
2008.10.04 Sat l ジーク. URL l 編集
エジちゃんへ
エジちゃん、おはようございます。
お返事が遅くなりました。今週はちょっと忙しかったです。
秋の気配はこちらでも色濃くなってきましたよ。
夏と秋の狭間の時季って、初秋のわずかな時季だけかもしれませんね。
もう、眩しかった夏は遠い日々だったと感じます。
今は、日々深まる気配にこころが澄んでいく気がします。
秋って、色を楽しむ、色が澄んでくる、そんな季節ですね。
2008.10.04 Sat l sizuku. URL l 編集
ジークさんへ
ジークさん、おはようございます。
体調はいかがでしょう?涼やかな風が吹く里山は心も体も癒してくれる気がします。
懐かしい風景の中で身も心もゆったりするのも良いかもしれませんね。
ジークさんのお近くには里山は、もう、ありませんか?
都会に残る里山もまた味わい深いかも(*^_^*)
なにもないけど、なにもないことがいい…
そんな里山を今度は歩いてみませんか?
2008.10.04 Sat l sizuku. URL l 編集

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